圧力鍋

圧力鍋とは？
圧力鍋はその名称のとおり、鍋内部を高温・高圧にして煮物などの調理を行う鍋です。
鍋を加熱して圧力を加えると、鍋内部の温度が100℃以上に高くなるので、それを調理に利用します。

高温・高圧と聞くとちょっと敬遠されてしまう方もいらっしゃいますので、まだ圧力鍋を使ったことがない方にどんなものなのか簡単にご説明します。

圧力鍋を使うメリット

• ガス代を節約することができます。ぐつぐつと長時間煮る必要がありません。
  高温で調理するので、調理時間を短縮 （肉じゃがで15分ぐらい） 。また、鍋を加熱した後、火を消してもしばらく高温の状態が保てるので、余熱だけで調理をすることができます。
• 硬い食材も短時間で調理することができます。魚の骨もやわらかくなるので、骨ごと食べられます。
• 短時間で調理が完了するので、素材の風味や栄養素を失いにくく、美味しい料理が作れます。

実際の使用方法  商品によっては若干異なる場合あり。

�@ 鍋に生の食材と出汁や水を入れてフタをしっかり閉めます。
�A フタの上中央に付属の圧力調節用のオモリを取り付けます。
�B 火を強火にして鍋を一気に加熱。
�C 圧力調節用のオモリが大きく揺れながら蒸気が噴き出す （沸騰） まで待ちます。
�D �Cの状態になったら、圧力調節用のオモリの揺れが小さくなるよう弱火にします。
�E しばらくしたら完全に火を止めます。後は鍋の余熱に任せて調理すれば完了です。

なお、�Eの時間配分は、圧力鍋の説明書に食材別に目安が記述されていますので、それにしたがってください。

ここで、注意しなければいけないポイントが一つだけあります。それはフタを開けるとき。フタを開けるときは、鍋内部の圧力が無いことを確かめる必要があります。
その確認方法は、圧力調節用のオモリを菜箸などでつまんで傾けてみて、蒸気が噴き出さなければＯＫです。または、強制的に蒸気を逃がして圧力を下げてもＯＫです。

どうですか。そんなに難しくないでしょう！